2021年10月10日
防府市で窯業系サイディングの外壁を点検したので、紹介します。
お客様が一番気にされていたのが「シーリング」と呼ばれる部位でした。
シーリングは、外壁材の継ぎ目部分(目地)やサッシ廻りの隙間から雨水が浸入しないように充填されているゴムのような物質です。
防水だけでなく、地震時の揺れや温度差によるサイディングの伸縮を吸収する緩衝材の役割もあります。
シーリングは紫外線や雨水の影響で徐々に劣化していき、弾力がなくなり、さらに劣化が進行すると亀裂やひび割れが起きます。
お客様の家のシーリングは劣化が進んでおり、弾力がなく亀裂ができていました。
表面だけで亀裂が奥まで達していなければ雨水が浸入することはありませんが、劣化がかなり進行しているためシーリングを打ち替えなければならない状況でした。
既存のシーリングを撤去して新しいシーリング材を充填することで、雨水が浸入する可能性もなくなり、長期間にわたって建物を守ってくれます。
サイディング外壁は紫外線や雨水の影響で塗膜が劣化しており、チョーキングと呼ばれる現象が発生していました。
チョーキング現象とは、外壁を触った時に白い粉が付着する現象で、塗り替えをする目安になります。
外壁の防水性が低下しているので、雨水が浸透して建物に悪影響を与えてしまいます。
外壁とシーリングの状況を考えて、外壁塗装とシーリング打ち替え工事を提案しました。
サイディング外壁の塗り替えを検討されている方は、スマイルハウジングにお気軽にお問い合わせください。